2011年2月17日木曜日

ドロップ

今日は風児とゆきこちゃんがうちにいます。毎月一度石川町のクラブでやる風児企画の「トランスフォーマー」というクラブイベントの帰りに、機材を背負ったまま 朝いちで2 人は来ました。クラブの匂いなのか風児の香水なのか?口に入っているキャンディなのか、うちはいきなりドロップのような甘い香りに包まれます。匂いとは不思議なもので、存在より先に風児がいるという実感を与えてくれます。
  DJ風児というのですが、わたしの22才の息子です。風児は14才で独学でDJをやり始め、最年少DJということでクラブデビューしたのが16才の時、昼夜反対の生活が当たり前。まわりからは学校もちゃんと行かせず、大丈夫なの?と思われがちでしたが、風児は風児を貫いてそのまま22才になってしまいました。つい数日前までは、ドレッドヘア、今は真ん中分けで三つ編みをしてます。見るからにヒップホッパーという感じですが、とても誠実な青年に成長しています。うちにいてもよく話しをして、笑って、食べて、時間があればパソコンで次のイベントの準備をしています。小さい頃は、いずれ大人になるのだとわかっていても想像すらつかなかったし、途方もなく遠いことだと思っていたのに、今思えばあっという間だったなと感じます。私の子どもたちはふたりとも流れというものに乗ることをしない子どもたちでしたが、心配しないでやってこれて良かったなあと、今つくづく思います。風児の持っているエネルギーも、海の持っている静かなエネルギーも、減ることはなく増え続けているのです。走ったり、歩いたり、止まってみたり、しゃがんだり、これからも色々あるでしょうが、親がしてやれることなんて大してないから、ちゃんと自分も生きれているかな?と自分自身をたまに確認しつつ、こどもたちの生きかたを見て楽しみながらやっていきます。(2011・2・13に、書いておこって思ったことです)http://ameblo.jp/djfu-ji風児のBlogです